こんにちは!美容室ルッカランス王子店のAIRIです。
今日は日々進化していくヘアカラーリングについて少し紹介させていただきます。
まずヘアカラーと言ったら??
えっ?ヘアカラーってあのクリームみたいで櫛みたいなのでつけてるやつじゃないの?
そう思われる方が大半だと思うのですが
実は種類で表すと
ヘアカラー剤(酸化染毛剤)
ヘアマニキュア(酸性染毛料)
ヘナ(天然染料)
カラートリートメント
オーガニックカラー
こういったところでしょうか?ヘアカラーの種類だけでも5種類
これにメーカーさんや色味、明るさ
もかけ算していくと何千種類もあることになるんです。
そんなにも種類があるんだ、、、
でも、安心してください!!
私達美容室側もこんなにもの種類は取り扱っておりません。
メーカーさんもだいたい1社か2社かけもちのヘアカラー剤の種類も2〜5種類くらいが多いんではないでしょうか?
でもそれは美容室によって使っているメーカーさんが違うので初めてカラーされる方など、初めて行く美容室で不安な方などはホームページや電話などで取り扱ってる種類を直接確認するのが一番です。
初めてなんですが、、、ヘナは取り扱ってますか?
ってな感じで!
だいたいホームページのメニュー欄で一番最初に出てくる
カラー+カット¥◎,◎◎◎
は上記に書いたどこのサロンさんでも必ずおいてあるヘアカラー(酸化染毛剤)
にあたります。↑ほぼ全店舗が参加染毛剤は取り扱ってます
それよりも料金が高くなってくるのが
ヘアマニキュア、ヘナ、オーガニックカラーになります。
ヘアマニキュア
ヘナ
オーガニックカラー
えっ?おんなじヘアカラーの分類なのになんで料金が変わるのか!?
それぞれ、需要など、所要時間、もともとの仕入れ値が酸化染毛剤に比べて高価なものになってしまう、、、
とちゃんと理由があるんです。
ではそれぞれのメリットデメリットを少しだけ簡単に!
ヘアカラー剤
○メリット○
色味、明暗が豊富
色持ちがいい
白髪染めも充実し、トーンによっては白髪もしっかり染まる
●デメリット●
繰り返し行うとダメージにつながる
肌が敏感な人には不向きな化学薬品が使用されていて、アレルギーになってしまう。
ヘアマニキュア
○メリット○
髪の表面に色を乗せるため髪のダメージはなく施術が可能
艶がでる
アレルギー反応がでにくい
●デメリット●
トーンアップには不向きで明るくすることは不可能
シャンプーやお湯などで剥がれ落ちるため色持ちも良くはない
ヘナ
○メリット○
天然染毛料(ナチュラルのみ)はジアミンフリーのためアレルギー持ちの方でも染められる
髪にハリやコシを与えてくれてボリュームアップになる
白髪染めに適してる
●デメリット●
色味、明るさはあまり求められない
黒髪に色味を入れてもわかりづらい
取扱い店舗が少ない
オーガニックカラー
○メリット○
従来のヘアカラー剤に比べてアルカリを軽減しているカラー剤が多いため髪へのダメージが軽減できる。
ジアミン(PPD)フリーのものもあり、アレルギー持ちの方でも染められるカラー剤
●デメリット●
日本ではオーガニック基準が甘いため中にはジアミンが入っているカラー剤でもオーガニックカラーと呼ばれているものもあり、素人さんでは識別しづらい
色味がまだ少なく、トーンアップもしづらいので明るくしたい方には不向き
ジアミン(PPD)フリーのオーガニックカラー剤に関しては白髪が染まりづらい
カラートリートメント
○メリット○
自宅で簡単にできる
安価である
艶がでて、ダメージも少ない
●デメリット●
一度に染まるのではなく徐々に染まって行くのでこまめにやらなければならない
酸化染毛剤とは相性が悪いので変色してしまったり明るくするのが困難になる
使う頻度を間違えると髪のオーバーコーティングに繋がり髪が硬くなる
それぞれのメリット、デメリットを書いてみましたがなんやらわからない専門用語などもでてきましたね!
まず何度かアレルギーの面で出てきましたジアミンとはなにか?
ジアミン(PPD.パラフェニレンジアミン)
酸化染料に入っている化学物質の一つで発色・着色を良くます。ジアミンがあるからこそしっかり色づき!持ちを良くしてくれるて白髪も染まるんです!それと引き換えに、刺激性があり体質や肌状態によってはかぶれなどのアレルギーを起こす危険性があります。
アレルギーの発生率は、個々の酸化染料によって異なります。中でもジアミン(PPD)はアレルギーの発生報告例は多くなっています
せっかく染めるなら長持ちさせたいからもともと肌弱いけど我慢して酸化染毛剤で染めようかな?
上記にも書きましたが近年ジアミンによるかぶれや炎症は私もサロンで働く身ですが、年々増えてきているのが現状です。
市販薬は酸化染毛剤で、ジアミン(PPD)が入っていて誰でも簡単に染めることが可能になったお薬になります。
この陳列棚見たことあるぅ〜!こんなに種類があって何にしようか迷っちゃうな
より強い刺激の可能性がありますので、プロ目線からでは使用はオススメできません!また使用する際はパッケージに記載されている放置時間を守っての使用をおすすめします。オーバータイムによりハイダメージに繋がり、キューティクルが剥がれおり艶を失いパーマや縮毛矯正の施術が不可能になりえます。また、色が抜けやすく負のサイクルになってしまいます。
自分身につけるものはリスクも知っておくことがいいと思います!
よくドラッグストア売られていて安価に染められることから一度は使ったことのある方が多いのではないでしょうか?
一度アレルギーを起こしてしまうと、一生カラーができなくなってしまうこともあります。
炎症の範囲や症状によっては水疱ができたり皮膚の変色や抜け毛にも繋がり大変恐ろしいです!
もともと肌の弱い方などは我慢せずカウンセリング時にスタッフにお伝えください!!些細なことでも私達にとっては大きな財産なので花粉症、アトピー、◯◯アレルギーなどなど
場合によっては施術をお断りさせていただくこともございます。
また、どこの店舗でも保護クリームというものがございます。少しでも体調が優れなかったり不安がありましたら塗布をおすすめいたします!
話は戻りまして
ジアミンフリーというのは上記の化学物質ではなく別の化学物質など複数掛け合わせて色持ち、着色をよくなるようにしており、ジアミン(PPD)は使わずに施術が行える染毛です。
いわば
ジアミン(PPD)はクラスの中で毎回テスト全科目100点をとる優等生くん
ジアミン(PPD)フリーは国語が得意なAくんと数学が得意なBくんと英語が得意なCくんが力を合わせてジアミンくんに近付こうとするワンチーム!
といった感じです!
最近よく耳にするオーガニック
みなさまオーガニックってなんだかわかりますか?
正直私もあまり詳しくは知りません
オーガニックっていうから身体にいいとか自然由来とかそんなことしか思いつきませんのでちょっと調べてみました。
まずGoogleでオーガニックとは
オーガニックは、有機と同じ意味です。
農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法をさします。
オーガニックが広まることにより、人や動植物、微生物などすべての生命にとって、平穏かつ健全な自然環境・社会環境が実現します。
国際的な規模で有機農業推進活動を行っているIFOAM( 国際有機農業運動連盟) は、オーガニックの原則として「生態系」「健康」「公正」「配慮」の4項目を掲げています。
私が思っていたのも間違いではないみたいですね!
オーガニックカラーは有機物からなるもの!らしいです!しかしここに落とし穴が!
日本では有機栽培で作られた植物の成分が少しでも入っていれば「オーガニック」と定義されてしまいます。
簡単にいえば1%でも有機で作られた植物成分が入っていれば「オーガニック」と言えてしまうのです!
こっこれは怖すぎる!!1%〜99.9%って差がありすぎ!?
ヨーロッパやアメリカでは「オーガニック」と名乗るには第3者のオーガニック認証機関により厳しい審査に合格したものだけが「オーガニック」と認められます。
厳しい基準として最低90%以上のオーガニック由来の植物を使用することで「オーガニック」と認定されることになります。
日本はまだまだアメリカやヨーロッパに比べると遅いです。。。
現にあちらこちらでオーガニックカラー始めました!(1%)
あるんです!でもそのサロンさんにはなんの非はありません。日本にいる限り今のところは1%でもオーガニックなのだから!
私も経験があります。オーガニックカラー取扱っております。と宣伝しておきながら心の中では
本当にオーガニックと言っていいのか、、、お客様にどこまで説明をしたらいいのか
そんな時期もありましたが、ルッカランスではオーガニックカラー剤を取扱っております。
最近耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?
HUE(ヒュー)カラー
自然由来91%のカラー剤でヴィーガン認定やHALAL認定を受けているカラー剤です。
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こだわりの天然由来成分
植物を原料とした、こだわりの天然由来成分を使用。
※染料・アルカリを除く。 -
PPD(パラフェニレンジアミン)フリー
トルエン2,5-ジアミン等を使用しています。
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アンモニアフリー
モノエタノールアミンを採用しています。
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シリコンフリー
植物性のオイルを使用しています。
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香料フリー(ファッション&グレイカラー)
クリームタイプは香料を使用していません。
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動物由来原料フリー
動物にやさしく、環境にも配慮します。
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クルエルティフリー
動物愛護の考え方から、動物に苦痛を与える動物実験は行いません。
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GMOフリー(GMO:Genetically modified organism)
体や環境への影響の可能性がある遺伝子組み換え原料は使用していません。
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ナノマテリアルフリー
100ナノメートル以下の無機物の微粒子原料は使用していません。
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パラベンフリー
防腐剤にパラベンは使用していません。
色味明るさはあまり種類がありませんが、グレーラインのオーガニックカラーではない染毛料なので従来の酸化染毛剤に比べて安心していただけます。
まだまだグレーラインのオーガニックカラーが日本にはたくさんありますのでアレルギーをお持ちの方は必ずカウンセリング時に確認をオススメいたします!
また、オーガニック成分は植物ですが、その植物に合わない方は反応が出る場合があります。植物アレルギーの方がその成分に合わないと痒みやアレルギーが出るケースもございます。
自分に合ったヘアカラー剤をぜひ探してみてください(^^)
もちろん!!わからなくて決められない方はまずはカウンセリングに来てみてください!それぞれ商材にはメリット、デメリット、向き、不向きがございます。
お客様に寄り添ってお客様の理想に近づけるために私どもがいますので一緒にお客様に合った商材を探していきます!
それも踏まえてが美容師なのでなんなりとお申し付けください。
美容室ルッカランス
東京都北区王子1-5-3 ARビル 3F
03-6908-4774
定休日 火曜日
10:00〜20:00
ママさん美容師多数
女性スタッフ勤務